pHの話

ブログ画像pHと聞いて酸性とアルカリ性は知っているけど髪に関係あるの?と疑問に思う方が多いと思います。

実は髪を綺麗に保つにはpHがとても関わってきまして、髪本来のpHは4.5~5.5が正常な値ですがカラーやパーマをするたびにアルカリ性に偏ってきます。

髪の毛はアルカリ性に偏れば偏るほどキューティクルが開いてしまう性質があります。

キューティクルが開きっぱなしになると、そこから色素が抜け出し色落ちが早くなったり、髪の栄養が抜けてダメージに繋がったりします。

キューティクルを開いて薬剤を浸透、反応させるためどうしてもアルカリ性のカラー剤やパーマ剤を使用しなければなりません。

最近は新しい薬剤ができ、4~7の間のpHであてれる縮毛矯正や、トーンダウンをするヘアカラーはpHを7~8まで下げることができ、最低限のダメージで施術することが出来るようになりました。

トリートメントでダメージのケアをすることも大切ですが、まず髪にダメージを与えないことが重要です。